この2日間、
6月25日(日):7月から始まる某連続TVドラマ。
6月26日(月):「魂萌え!」の公募ボランティア(朝の部)。
と、2作品の撮影に参加したのですが、2日間たて続けで「出番なし」に終わってしまいました。
6月25日のほうは、動員されたエキストラ約20人中から順次数人ずつポツポツ出番をこなしたものの、ぼくを含めた数人が結果的に「最後まで待機したまま出番ナシ」。
26日のほうは、ちょうどぼくにお呼びがかかり、小雨がパラつく中で2度テストが行われ、いざ、もうじき本番……というところで雨脚が強まって、様子見⇒昼前に撮影中止。お弁当と記念品だけいただいて帰宅、となってしまいました。
このシーンの撮影は本日・27日朝に延期だそうで、できれば再挑戦したかったところですが、残念ながら本業のほうの予定があるためパス。今日の撮影が無事に行われることを陰ながらお祈りすることにします。(今のところ雨降ってなさそうだからきっと大丈夫ですね)
……と、これじゃ単なるグチなんで「エキストラの基礎知識ネタ」ふうにまとめなおすと、もろもろの事情で当日参加したエキストラが全員、あるいは一部「出番ナシで終わる」ことは、
「そう頻繁じゃないけど珍しいことではない」
というのが体験上の事実です。
そういえば今月は中旬にも1回、「ずっと待機してたけど全員一度もお呼びがかからず」のことがありました。
記憶する限り、過去2年間で「まったく出番ナシ」だった経験は計6回程度、うち半分の3回が今月に集中してしまったことになります。ま、今月はそういう運勢のめぐりあわせなんでしょう(^^;。
昨日みたいな「悪天候などの不可抗力」による撮影中止なら出番はなくて当たり前ですが、中旬や25日のケースのように「撮影は行われたけど出番ナシ」みたいなことも時おり体験します。というより、ぼく自身の場合はこっちのほうが多かったりします。
ちなみに、出演料が出る事務所系のエキストラの場合、
・出番はあってもなくても出演料は同じ。
・出番がなければ、近いうちに同じ作品の撮影に参加できる可能性が残る(逆に、しっかり顔が映ってしまった人はその可能性が減る)
という側面があるため、頻繁にやっている人ほど「出番ナシ」でも気にしない傾向が強いようです。
一方、無料ボランティア参加のエキストラの場合、
「めったにない機会だと思ってほかの用事を断り、自腹で遠方からはるばる参加」
とか、思い入れが強いぶん、結果的に出番ナシとなると心穏やかではいられない度合いも大きいんじゃないかと思います。
また実際、撮影スタッフもそのへん気にかけてくれることが多いとは思いますが、そうはいっても撮影の目的はエキストラ参加者サービスではなく「作品作り」そのもの。
事前の想定ではエキストラが必要なはずが、撮影現場での判断として「このカットはエキストラを使わないほうが作品の質を高める」みたいな場合はある程度出てくるはずで、そこは参加者側も理解してあげないとしょうがありません。
てなわけで……ううむ。どうもキレイにまとめづらい話題ですが、
「何%かは出番ナシで終わる可能性がある。その意味では毎回必ず"楽しい"とは限らない。それがエキストラの世界」
と、あらかじめそういう前提を頭において参加するようにすると、実際そういうメにあってもその日一日多少ヘコむ程度で済むかと思います。
しっかり顔が映ってしまった人はその可能性が減る
シーンによってはツナガリで出ないといけないこともあるとおもいます
投稿情報: 中野村 | 2006年8 月24日 (木) 11:57
中野村さん、コメントどうも。
シーンによってはツナガリで出ないといけないこともあるとおもいます
「以前に出てすでに映っているからこそツナガリで呼ばれることもたまにある」のは確かにそうだと思います……けど、それをこの記事に書いても「出番がなかった人」の慰めにはならない気が……(^^;。
投稿情報: YanaKen(管理人) | 2006年8 月24日 (木) 12:44