6月11日放映が決まった「ラスト･プレゼント」の監督は……

　2月に「覆面(作品名は秘密)」の状態のまま観客役のエキストラが公募されたTV朝日のスペシャルドラマ「ラスト･プレゼント」(堂本剛主演、菅野美穂、陣内孝則、余貴美子他)の放映が6月11日夜9時に決定したようです。

　ぼくもこの作品にはちょっとだけ(ギャラありの)エキストラでロケ参加したのですが、「激しく動き回る俳優をとっさによける」みたいな多少の演技が必要なシーンがあったりして、楽しい体験になりました。

　あとから知ったことですが、このドラマの監督はジャパニーズ・ホラーの旗手・落合正幸監督(パラサイト・イブ、催眠、世にも奇妙な物語　 映画の特別編(2000)、感染 etc.)。インテリ系のやさしいお兄さんという感じのひとでしたが、ひとは見かけによらない……って、まあ、ホラー映画の監督が恐ろしげな顔をしている必然性があるわけじゃないですが、「ホラー」も「感動作」も、「人の心を揺さぶる」という意味ではきっと重なる部分が多いのでしょうね。切れ味鋭い演出が見られそうで、楽しみであります。

　ちなみにこのドラマ、原作は2001年の韓国映画で、「売れないお笑い芸人(李政宰＝イ・ジョンジェ)とその妻(李英愛＝イ・ヨンエ)の、屈折した夫婦愛」を描いた落涙必至の感動作、あちらでは観客100万人を突破したそうで……韓国映画といえば「シュリ」ぐらいしかちゃんと見たことがないぼくには従来あんまり縁のない世界ですが、調べてみたらリメーク版の放映にタイミングをあわせて、オリジナル版も5月25日にDVDが新価格(2,940円)で再発売されるとのこと。放映前に予習？したい人はお早めにどうぞ。

・amazon.co.jpでオリジナル版「ラスト･プレゼント」DVDの情報を見る

・amazon.co.jpで落合正幸作品を検索