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本年末ごろ東宝系で公開予定の大作映画『私は貝になりたい』がいよいよクランクインだそうで、光栄なことにエキストラ募集告知のご依頼が届きました。
作品のベースは「草創期のテレビが産んだ不朽の傑作」とされる同名ドラマ(1958年TBS。同じフランキー堺主演で翌年に映画化)。50年も前の作品ですが、10数年前にドラマ(所ジョージ主演)としてリメイクされたことがありますので、タイトルはご記憶の方も多いかもしれません。
今回の映画化では脚本をオリジナル版と同じく巨匠・橋本忍氏が手がけており、東宝「MOVIE TOPICS-私は貝になりたい」のページに次のようなコメントが紹介されています。
私は書き上げたシナリオは直しません。それが私の流儀であり生き方です。だがこれまでのものの中で、一本だけにはぜひ手を入れ、書き直したい作品があります。(中略)作品の命題は「私は貝になりたい」です。
「リメイク」というより「完全版」を、半世紀後の今あらためて世に問いたい……という「思い」が伝わってきますネ。
その「思い」の映像化の陣頭指揮をとるのは、「白い影」「砂の器」「華麗なる一族」など、TBSの骨太系大作ドラマを数々ヒットさせてきた福澤克雄監督。
"TBS草創期を代表する作品の映画化を、現代のTBSドラマのエースが手がける"
というわけで、気合いの入った現場になりそうです。
現時点で知る限りでも2月~5月と、撮影期間もたっぷり。エキストラ動員人数は、シーンによっては「数百人単位」とうかがっており、(一部、男性のみのシーンなどもあるようですが)老若男女どなたでも参加可能です。
日程等の詳細は、応募された方に折り返しメールで届きます。まずはふるってご応募を。
以下、いただいた告知文をご紹介します。後方の補足情報(文責は運営人)もあわせてご一読ください。
エキストラ募集概要監督 福澤克雄(ドラマ「白い影」「砂の器」「華麗なる一族」) 脚本 橋本忍(「羅生門」「七人の侍」「白い巨塔」「日本沈没」「八甲田山」他) 製作 東宝、TBS 他 製作プロダクション シネバザール 今回、戦中の駐屯地での演習風景や、終戦直後の闇市のシーンなどで、多数のエキストラの方にご協力をお願いしたいと思っております。なにとぞよろしくお願いします。
ご注意:
たくさんのご応募お待ちしております!
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<補足いろいろ>
- ●作品のあらすじ
- 戦時中、召集令状に応じて軍務に服した高知の漁港の理髪店主・清水豊松は、終戦後に突然「戦犯」として逮捕される。上官に命じられ、捕虜の米兵の処刑に関わったことの罪を問われたのだ。
理不尽としか思えない「絞首刑」の判決を受けた豊松は、独房で再審嘆願書を夢中で書き続けるが……。 - ●福澤克雄監督について
- 40代なかばのTBS所属演出家/プロデューサー。
映画監督作は今回が初めてですが、「3年B組金八先生」の演出を3シーズンつとめて亀梨和也、上戸彩、福田沙紀といった若手俳優を世に送り出し、さらに連続ドラマ「GOOD LUCK!!」「白い影」「砂の器」、スペシャル「さとうきび畑の唄」「広島 昭和20年8月6日」など、多くの人の記憶に残る作品を数々演出。昨年は「華麗なる一族」(プロデューサー兼任)を大成功に導いています。 - ●出演者について
- 東宝の下記各ページである程度公表されていますのでご参照ください。
【製作決定】http://www.toho.co.jp/movienews/0705/08kaininaritai_sk.html
【ラインナップ】http://www.toho.co.jp/lineup/kaininaritai/ - ●募集の事実確認について
- 今回の募集情報は、過去の当サイト告知協力作品のスタッフのかたから直接ご連絡をいただきました。
- ●髪型、応募メール等について
- 作品の時代背景が戦中・戦後とあって、とくに男性の場合「短髪黒髪歓迎、坊主刈りさらに大歓迎」 といった感じになるかと思いますが、スタッフ、俳優とともにエキストラも自分なりの映画への「思い」をぶつける対象として不足ない作品だと思います。ぜひ前向きにご協力のほどを。
なお、応募要項に「顔写真添付歓迎」とありますが、たとえば「写真では長髪/茶髪ですが、必要なら坊主も可」みたいなコメントをつけての応募は歓迎されることと思います。 - ●返信メールの受信について
- メール応募宛先はYahoo!のフリーメールのアドレスですが、スタッフのかたに届くことは確認ずみです。
※メールソフト、セキュリティソフト、プロバイダのメールサービス等の設定によっては、エキストラ募集担当スタッフからの返信がスパムメールに分類されてしまう現象が起きる可能性があります。回避手段は個々人の電子メール送受信環境に依存しますので、各位においてご確認と、必要に応じての対策をお願いします。 - ●ロケ地、撮影時期等
- 今作は撮影期間も長く、現時点ではスケジュールや撮影場所が未定の部分も多いとのこと。 「まずは応募⇒随時、ロケ地や日程詳細がメールで通知されるので、あらためて応募」という流れでとらえてください。
ちなみに首都圏西部(2月なかば)、長野県方面(5月ごろ)の大規模ロケは「ほぼ確定」の模様です。
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