エキストラのお仕事で立川にいってきました。
千葉県民のぼくにはなじみのないエリアとあって、立川駅に降りたのはこれが生涯わずか2回目ですが、いろんな意味で「ちょっと面白い」街ですね。
撮影隊が来るまで、30分ほど「パレスホテル立川」の前でぼーっと待ってなければならず、せっかくなので少し周辺を歩き回って、目に付いたのが上の写真のような光景。
ここだけ切り出してしまうとディズニーランドの「ジャングルクルーズ」みたいですけど、うしろは高島屋デパート、正面はホテル……という立地で、特に周囲の建物との関係性はなにもありません。
こういうのを「パブリックアート」っていうそうですね。ほかにもいろいろ飾ってあったんですが、文句なしにいちばんインパクトがあったのがこの異形の民の像……というわけで、時間があまりない中、これだけ撮ってきました。
一帯は「ファーレ立川」という再開発エリアで、こういった街角のアートが100以上設置され、1995年度日本都市計画学会賞を受賞しているのだとか。立川にそういうのがある、ということは知識としてぼんやり知ってたんですが、最初これを見たときはその知識と結びつかず、「なんだこれ」状態となりました。
肯定・否定とりまぜて、こういったモノに対してはいろんな意見があるようですが、実際に思わず目をひきつけられ、「立川」という街の印象のひとつとして心に残った……という意味では、まんまとここにこれを置いたヒトが意図した通り?に反応してしまった格好です。
エキストラやってると、こうしてあちこち行く機会があるわけなので、今後は少し意識的にこういうのも「見かけ次第撮ってみようか」とか思ったりしてます。(というか、じつは過去にいくつか、行く先々で似たようなモノをなにげなく撮った写真が手元にあることに、いまさらながら気づいてたりする……)
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