秋葉原駅中央改札口の南側……といえば、正面に建つ赤茶色の「秋葉原ワシントンホテル」が目を引く存在でしたが、老朽化のため2008年3月31日限りでいったん閉店。14階建て369室にパワーアップして2010年春の営業再開を目指すそうです。
写真は閉店間際の3月10日、JR総武線のホームの窓から撮影したもの。
「28年間、ありがとうございました」と書かれた閉店告知の垂れ幕が下がっていて、よくよく見るとそのいちばん下に「2010年春再開」にも小さく触れられてはいるのですが、その控えめな告知スタイルが印象的でした。
一方、写真右側、この時点ではまだフェンスで囲われていた白っぽい建物は、ワシントンホテルと入れ替わりに本日=2008年4月17日開業した新ホテル「レム秋葉原」。
いわゆる宿泊特化型の「ビジネスホテル」で、バスルームを省いておしゃれなシャワーブースを設備。最大の売り物は「快適睡眠」にこだわったベッドや枕……という、阪急阪神第一ホテル系列の最新ブランドの第2号店(1号はレム日比谷)です。
部屋数は260室(シングル225、ツイン35室)。
シングルルームは全室セミダブルベッドを採用、全客室が2名宿泊に対応しているようです。
ちなみに、大半の部屋は写真の駅前広場側に面しており、高層階からは隅田川や日本橋・銀座方向の眺望が良好なものと思われる一方、反対側=山手線秋葉原駅ホーム側に面したシングルも17室あるそうです。
というわけで、「秋葉原駅になるべく近い、できれば上質のビジネスホテル」をお探しの方なら、これから数年は「レム秋葉原」がメインの選択肢、ということになりますね。
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