地理的な情報を扱う当サイトの性格上、ずっと懸案として意識していた「ページ内への現地マップ表示」の作業に数日前から手をつけ始め、ようやく今日から一部の「橋」のページを「地図と現地の情景が同居」の状態にすることができました。
とりあえず、「柳橋」~「神田ふれあい橋」の区間、合計7ページ分をこの新スタイルのデザインに変更ずみです。
使っているのは「Googleマップ」(ベータ版)というモノで、これはWEBサイト運営者向けにAPI(プログラミング用のインターフェース)が公開されており、適宜パラメータを指定してこの機能を呼び出すことで、それぞれの橋の周辺の地図、橋そのものの位置などを表示するかたちにしています。
さらに、マップ右上の「サテライト」ボタンをクリックすることで、衛星写真による実景を表示させることもできます。
残念ながらこの地図表示、まだまだ「あらゆるサイト運営者が気軽に活用できる」というレベルにほど遠い状態で、オフィシャルの情報は英文だし、思うような表示にするには細かい部分では「裏ワザ」的なテクニックに頼らなければならなかったりします。
特にIEとの相性の調整はかなり難物で、エラーが出るやら表示が途中でとまるやら、正直、一時はGoogleマップの導入自体をあきらめかけたりしたのですけど、国内のいくつかのサイト運営者のかたのレポートでヒントが得られ、当初思ったよりもだいぶ作業が遠まわりにはなりましたが、とりあえず実用にこぎつけることができました。個々のURLは紹介しませんが、先達の皆さんには感謝、感謝です。
そういうわけで、できあがったページに自分自身でアクセスして「試運転」してみた感じでも、だいぶわかりやすくなった気がしてますので、今後、順次このフォーマットを他のページ(橋めぐりのページ、宿泊施設情報のページなど)にも導入していきたいと思います。(それなりにめんどくさい作業なので、一挙に全部というわけにはいかないと思いますが……)